『幸せ』の作り方。

イギリス生まれのNESシステムを使ったカウンセリングを通して、『幸せ』の作り方のヒントをお伝えしていきます。

Hitoyasumiその3 『人の寿命って、実は10年しかない!?』

f:id:Re_Connection:20180823142232p:plain    f:id:Re_Connection:20180823142236p:plain

みなさん、突然ですが、人の寿命って本当は10

年位しかないって聞けば、どう思いますか?

 

そんなバカな、、

現代では大体、80年~90年位でしょ。。

って、思われる方が大半だと思います。

 

でも、本当は10年位なんです、、、っていう話

を今日はしたいと思います。

 

結構、刺激的で面白い内容だと思います。

少なくとも、智慈はこの事実を知った時に、そ

う感じました。。。

 

では、はじまり。はじまり。

 

先日、80歳過ぎのご年配の方と60過ぎの現役の

方々と食事をする機会がありました。

 

なかなか、80歳の方と一緒に時間を過ごす機会

が少ないだけに、折角のチャンス、色々な人生

の話を聞かせてもらいました。

 

生まれた時の話。

子供の時の話。

戦後の話。

奥様との出会いから、結婚生活の話。

サラリーマン人生の話。

そして、これからの話。

 

本当、色々なお話を聞く事が出来、最後に80歳

のご老人はこう言うんです。

人生、本当に苦しい事も沢山あったけど、長く

も楽しかったと。。

 

これからも君(智慈の事)はまだまだ人生が長

い。。

 

頑張るんだぞっ!と励まして頂きました。

 

一方で、60歳の現役の方々の話も聞かせて頂い

た後、この方が言ったセリフ。

 

人生、一瞬だぞ。

気付けば、もう俺ももう60歳。

君(智慈の事)の様な40歳代の時は、本当にあ

っという間に終わった。。と。

50歳代になれば、もっと時間が早く過ぎる。

と。。

 

ん???

 

80歳のお爺さんは、長いって言う、、、

でも、60歳のおじさんは、一瞬って言う、、、

 

この二人の違いは何なんだ!!って気になり、

色々と調べてみた。。

 

すると、この二人が言っている事は、それぞれ

間違いではなく、人によって感じ方が大きく違

うという事を。。

 

 

それを説明するのに、便利な法則がある事に気

が付いたんです。

 

それは、、

 

ジャネーの法則

 

ジャネーの法則??

恐らく、聞きなれない言葉だと思います。

 

簡単に言うと、大人になれば子供の時と比べ

て、時間の感じ方が凄く短く感じる事を法則と

して見出した人がいるんです。

 

その人の名前は、ポール・ジャネさん。

19世紀のフランスの哲学者。

 

このジャネさんが提唱した法則とは以下の通

り。

 

生涯のある時期における時間の心理的長さは、

年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。

 

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは、人

生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとって

は5分の1に相当する。

 

それを分かりやすく、グラフにしたのが以下の

表。

 

f:id:Re_Connection:20180823144316p:plain

びっくりしませんか?

 

あくまで、体感する時間の長さですが、だいた

い高校生位で人生の約半分近くの時間を過ごし

た事になるんです(あくまで、感じた時間の長

さです)。

 

当然ですが、時間を長く感じやすい期間(特に

幼児から学生の時期)はやる事なす事、新鮮味

があって、自分の世界観が広がると同時に色々

な感情を抱く。

 

要は、脳がフル活動している時期なんですね。

 

その結果、時間を長く感じる事に繋がるんで

す。。

 

さて、話は戻りますが、80歳のお爺さんと60歳

のおじさんの話。。

 

二人の決定的な違いは、戦後を死ぬ気で生きて

きた80年。

 

戦後、それなにり国が豊かになり、安定したサ

ラリーマンを続けた60年。

 

同じ1年を過ごしたとしても、一方は一瞬と感

じ、もう一方は長く感じる。

 

新しい事(楽しい事だけではなく、苦しい事も

含め)をどれだけ経験したかの違いなんです

ね。

 

それで、表題の『人の寿命って、実は10年しか

ない!?』の意味。

 

この体感=生きた実感を味わった時間を80年生

きた人で、大よそ10年と言われているんです。

 

極端に言えば、寝たきりの80年でも、毎日をフ

ル活動して過ごした80年も、単位は同じ80年。

 

でも、この80年の中でも人それぞれが体感とし

て感じた時間(生きた実感)は平均で10年。

 

なんだか、そう考えると人生って短いです

ね。。

 

よく、健康寿命とか言われたりするけど、この

体感寿命(生きた実感)を伸ばす事も実は大切

なんじゃないかって思うんです。

 

それでは、この体感寿命(生きた実感)を伸ば

すには、、、

 

皆さんも、大体予想はついている思いますが、

そうです。。

 

何かにチャレンジする事です。

 

若かりし頃を思い出して下さい。

新しい事、知らない事にチャレンジする。

新しい人と出会う。

新しい情報に触れる。

知らない町に行ってみる。

食べた事のない料理を食べてみる。

今まで読んだ事のない分野の本を読んでみる。

とにかくチャレンジする。

 

それが、この体感寿命を伸ばす一番の方法なのかな、、と思います。

 

それと、もう一つ大切な事が。。

それは、その瞬間瞬間をしっかりと味わう事。

 

例えば、毎日食べる食事。

一度、お米をよく噛んで、じっくりと味わって

下さい。

 

子供がいる方なら、子供を抱きしめた時の温も

り、自分が感じる心地良い感情。。

これをじっくりと味わって下さい。

 

日々の生活の中で感じる事。

何でもいいです。

 

嬉しい事、悲しい事、ワクワクする事、ドキド

キする事。

 

この何気なく感じる感情でさえ、一度、じっく

りと味わって下さい。

 

それが、今を思いっきり感じ、生きる事なんだ

と思います。

 

智慈は、一度、水を本気で味わってみようと試

みた事があります。

 

すると、水って、本当に違うんです。

硬水、軟水、産地によっても違うんです。

水独特の舌触りが、水によって違うんです。

それで、水が自分の喉を通る瞬間、お腹に入る

瞬間を味わってみたんです。

 

一言で言うなら、水、ありがとう。うまい!!

って。

 

毎日、当たり前に飲んでいる水でさえ、本気で

感じようと思ったら、新しい発見があるんです

ね。

 

 

新しい事にチャレンジする事も大切だと思いま

すが、まずは日々の生活の何気ない事をじっく

りと味わう。。

 

そんな所から初めてみては如何でしょうか。

 

人生、過ごした80年。。。

いや、生きた80年。

 

そう、この年数に意味合いを付けるそんな生き

方が出来ればと思います。

 

皆様に、少しでもお役に立てる情報となれば幸

いです。